作業のこと - 農福連携について
Blueberry1st.を立ち上げた年の9月、ロゴやショップカードを通じてお世話になりっぱなしのスワロー亭さんからご紹介頂いた、上田市にお住まいのささきりょうたさんに、小布施や須坂に事業所のある、「NPO法人 まいぺーす」の皆さんをご紹介いただきました。
理事長さんに畑にお越し頂き、事業所から通える距離かを確認したあと事務所に見学に行くと、そこにはスポーツでお互い顔を知っていたお姉さんが。笑
以後、新しい作業のたびに事前の打ち合わせをお願いし、どんどんお願いできることが増えていきました。
利用者の皆さんと付き添いの職員の方に作業いただけるのは、1日の中で1時間半〜2時間が2セット。途中で休憩を挟みつつ、何回も畑に通って頂いています。
昨年は作業に来ていない皆さんも連れてのブルーベリー狩りに来て頂きました。
もはや畑にとってなくてはならない存在。
今後も更にお願いする仕事が増えていく予定です。
昨年のパラリンピックで話題になった「#WeThe15」
世界人口の15%は心身になんらかの障害を抱えている事実。
農作業においては、「言語が理解できて、身体が思うように動けば戦力になる作業」がまだまだあります。
農福連携は、お互いに需要と供給がマッチする相性の良い組み合わせだと作業しながら強く感じるので、今後も不足する農業人口の支えとして広がっていくことを願うばかりです。
最後に個人的な話になりますが、過食症状とうつ症状を経てADHDのきらいがある私は、ごく最近まで自分の取扱い方がわからず、会社勤めは一生務まらないだろうと思っていました。
「あたりまえ」も「普通」も「一般的」も、人によって全然ちがう、
一人ひとりの主観的に基づいた個人の価値観であること。
上記を自分を通して体感してきた私が運営する農園が、少しでも他の誰かを支え・支えられていることをとても嬉しく感じながら一緒に作業しています。
2022. 植木
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