除草剤のこと
除草剤は通路も含め、一切使用していません。
通路に生えるタンポポも、土手に生える小ぶりなニラも、時期になると生茂る赤紫蘇も、全部安心して食べたいから。
除草剤を使う一般的な理由は、一番育てたい作物の邪魔になる雑草を手で抜いている手間暇がないから。
除草剤を考えることは、「雑草とどう向き合うか」ということができます。
【雑草との向き合い方】
『雑草にも意味がある 地球🌍に無駄なものはない』
この言葉を聞いた時、けっこう衝撃でした。。。
私の父は今でも、夏場になると毎日のように除草剤が10L入ったタンクを担いでパトロールをしています。
必ず闘わなければならない厄介者だと思ってました。
衝撃だった理由のもうひとつは、人生とリンクしたから。
…『あなたがどんなに過去を後悔していても、
人生にムダなことなんてないんだよ』と、言われたことがあった。
「今は納得いかなくても いつかそう思える時がくる」
腹落ちしなくても、何かが緩んで泣きそうだった記憶があります。
痩せた土壌に地衣類の次に生えてきて、日光と空気と水から植物体を、無から有を作っては枯れて、次の世代や他の植物が育ちやすい環境の土台を作っていく。
これってかなり凄いことではないでしょうか。
それを教えてくれたのがこの方です。竹内孝功さん。
https://www.youtube.com/watch?v=s-5Y-RvPOPU
生えてくる雑草によって土壌の豊かさがわかるというし、
春の地を這う雑草を刈らないことで、夏の草の発芽を抑えることができるという。
刈り取った雑草で植えた作物の地中の根っこを乾燥から守れて、植物体の乳酸菌が地面の日和見を作物に便利な方に傾け、しかも根っこの上にあるものから早く地面に帰っていくとのこと。
ブルーベリー🫐の自生地がに雑草が生えていないわけがない🌱
とは言っても日光が当たらないほど草が伸びると光合成が邪魔されるし、畑を見たとき自分のきもちがよくない。
、ということで、以下の方針をとっています。
幸いBlueberry1st.の畑はそこまで広くないので、手間はかかるけど、除草剤を使わずに済んでいます。
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①草丈の高い草、地下茎で広がりアレロパシーで占拠するタイプの草は根っこから抜く。花が咲いている場合、タネを落とさないをする。(ハルジオン、よもぎ等)
②ブルーベリーの根っこの上の草だけ抜いてその場に残し、根っこと共生する菌の餌にする。
③通路に広がった草は千切って、同じく根っこの上に置く。
④背丈の高い夏草を生やさないために、所定の草だけ残したあとはネットの下や通路などをバークで覆う。
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全く草がないよりも、通路に草が生えている方が緑が気持ちいいと思うのは私だけかもしれませんが、当園の雑草はとても元気いっぱいです。
タンポポがありえない葉っぱの大きさになり、たまに根っこごと引っこ抜けます。
赤紫蘇も背丈ほどの大きさになっています。生えすぎで抜いたりしています。笑
そんな方針で草と向き合っています🍀
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